きょうの日本酒
きょうの日本酒
クライアント:きょうの日本酒株式会社
デザイン会社:株式会社KAAKA
クリエイティブレィレクション:奈雲 政人
アートディレクション:加藤 亮介、加藤 千洋
きょうの日本酒 代表:濱道 佐和子
国:日本
日本の伝統酒である日本酒。そんな日本酒を身近にし、“余すことなく、丁度よく“愉しむことができる一合瓶ブランド「きょうの日本酒」
です。日本酒は通常、一升瓶(1800ml)で流通しており、飲み切るまでのハードルが高いお酒となっていました。 「きょうの日本酒」では、それを一合瓶(180ml)のサイズとすることで、現代の生活の中にとりいれやすい形にしたブランドです。
日本酒は、味わいが体系化されておらず、愉しみ方が難しい酒となっているため、瓶の首に、味わい方の助けとなる文章を載せた紙筒をつけています。また、その白い共通した紙筒は、瓶の複雑な構造を隠す役目を持つと同時に、ブランドとしての統一された印象をつくります。そうすることで、瓶が並んだ際、日本酒の美しく繊細な色の違いが感じられ、それぞれの銘柄が持つ個性を引き立てます。
瓶中央には、このブランドのシンボルである、”一献マーク”が大きく入っています。一献とは、一杯の酒という意があり、その一杯の酒が酒器に注がれた様子を、シンボル化。瓶に共通して入れることで、ブランドの象徴的な顔をつくりました。
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