能登の赤なまこ石けん(Red sea cucumber soap)

能登の赤なまこ石けん(Red sea cucumber soap)
 
 

能登の赤なまこ石けん(Red sea cucumber soap)

クライアント:能登スタイルストア
デザイン会社:株式会社プロスペラゴ
クリエイティブディレクター:高畠勝彦 
アートディレクター:竹村友絵 
国:日本

 

デザインコンセプト:
能登の赤なまこのエキスが含まれる天然由来成分でつくられた石けんの品質の良さを、赤と白でレスキューのイメージを持たせながら、パッケージはシンプルなデザインにまとめた。パッケージ形状は石けんのフォルムを活かした形とし、陳列ではピラミッド型の積上げが可能。
「なまこ」に対する「気持ち悪い」「グロテスク」というイメージを逆手にとる形で、女装した男性モデル「なまこ・シットリーナ」を起用。
面白さ、美に対する心遣い、インパクトと商品の品質の良さを表現した。 


商品コンセプト:
なまこを加工する水産加工場で働く女性の手は、水仕事にも関わらず荒れずにしっとりとしています。これをヒントに、能登の赤なまこ石けんは開発されました。
七尾湾で獲れるなまこの中でも、希少価値の高い「赤なまこ」。「なまこ」の加工品を作るときに、口の部分を少し切り落とします。この切れ端を何とか捨てずに活用できないか?と考えたことが、「能登の赤なまこ石けん」を開発するきっかけにもなりました。
七尾湾は、人との関わりが深い「里海」として世界的にも注目されています。里山が人の手を入れることで、よい環境を守っていくように、里海である七尾湾も、なまこや魚を獲り、海の中の手入れをすることで、豊かな生態系が守られていくのです。
「能登の赤なまこ石けん」は、豊かな海の恵みを大切にしたい、という私たちの願いを込めて、能登海洋深層水をはじめ、天然由来成分にこだわりました。