深川ツブロ

深川ツブロ
 
 

深川ツブロ

クライアント:深川蒸留所
デザイン:野畑 太貴
深川蒸留所 代表:小林 幸太
国:日本

 
 

深川蒸留所のある東京深川エリアは古くから人々は川とともに生活をしてきました。
水の流れと暮らしが結びつく深川で生まれ育った自分が、この土地で蒸留されたクラフトジンのボトルデザインを表現するために意識したのは「研ぎ澄まされた透明感」。
ラベルを手前と奥に貼り、奥行きのある立体的なデザインを軸に、窓の奥を覗くとレンズ効果で、模様の揺らぎのある表情が楽しめるようにしました。
今回、賞をいただきました深川ツブロのシリーズはシーズナブルでリリースしているクラフトジンで、使用しているボタニカルから想起されたテキストパターンを配置しています。
旬の植物を素材にしている季節のジンなので、ボトルを並べたときの美しさも心掛けています。
手に取る人がボトルの表情の変化を、季節の巡りを知るように、あるいは川のせせらぎの情景のように慈しんでもらえることを願っています。