奥大和ビール 
 
 

奥大和ビール

クライアント:奥大和ビール
デザイン会社:合同会社オフィスキャンプ
デザイン:勝山浩二
国:日本

 

クラフトビールは、その季節にあった食材を使ったり、醸造家が出会う人たちと一緒にビールづくりをしたり、常に実験の連続である。つくるパッケージがその弊害にならないように、あえてラベルを作らずに、アンバーの瓶にホワイトの印字を施しただけのシンプルなパッケージとした。そして味の識別には、その時々のテイストやフレーバー、季節からインスピレーションを受けたカラーリングの帯で王冠(蓋)を止めることで完結させた。

ブランドロゴをキャラクター化した瓶表面のマークは通称「奥ちゃん」。ビールは男の飲み物だという既成概念を崩すため、女性にも興味をもってもらいやすいよう親しみやすさを演出した。このマークはブランド名の頭文字漢字の「奥」、そして醸造家の米田氏の頭文字漢字の「米」をモチーフにしている。そして、米田氏の次々と挑戦をし続ける飽くなき探究心に敬意をこめて、「奥ちゃん」のトレードマークを侍のチョンマゲにした。