irogami ひとひらのおろし金
irogami ひとひらのおろし金
クライアント:株式会社ツボエ
デザイン会社:クリヤマカオルデザイン
クリエイティブディレクション・アートディレクション・デザイン・ブランドディレクション:栗山 薫
国:日本
創業明治40年のおろし金メーカー3つめのブランド「irogami」のパッケージをリニューアルデザイン。
海外にも展開しているためフック掛けはマスト。
フック掛けでも安っぽくならないように工夫。
着目したのは、カラーアルマイトにするために製品にどうしてもあけなくてはならなかったジグ用穴。
この穴の形状を逆手にとり、穴の形をフック掛けとおろし金のカラーリング確認窓に採用。
確認穴の採用は、10色展開製品のパッケージを1種類にできコストカットも実現しました。
パッケージの全体的なフォルムは、製品コンセプトであるしなやかな曲線を取り入れ、開けた時の違和感がないように設計しました。
使い方のよくわかるイラストを前面に配置。今後展開していく製品の差別化としての役割も担っています。
環境保全に配慮しプラスチックを一切使用しない仕様。
落ち着いたアイスグレー色のザラついた用紙は、鮮やかなメタリックカラーのおろし金を包むことでトーンを落とし、他2つのブランドとの統一感を。
ブランド単体だけではなく、「おろし金メーカー製品全体」としての立ち位置でデザインを構築しています。
TOPAWARDS ASIA