AIR-INK: Inks made by recycling air pollution

AIR-INK: Inks made by recycling air pollution

クライアント：AIR-INK™ - Graviky Labs
デザイン：Rózsa Simon
パッケージデザイン：Rózsa Simon
商品デザイン：Marcel Sydney
国：シンガポール

過去150年間、人類はエネルギーを必要とする際に、直接的または間接的に化石燃料の燃焼に依存してきました。化石燃料を燃やすことで生じる主な副産物は「すす」です。調査によると、多くの早死にが環境中の煤に直接関係していることがわかっています。アメリカでは、毎年約2万人の早死にが発生しています。また、煤煙が原因で毎年約30万件の喘息発作が発生し、呼吸器系の問題で200万日の休業を余儀なくされているというデータもあります。

私たちのビジョンは、都市部のPMによる大気汚染を、私たちの肺や廃棄物の流れに到達しない方法で食い止めることです。AIR-INK™の製造過程では、最終製品が安全に使用できることを確認しています。AIR-INKは、大気汚染物質だけで作られた初めてのインクです。KAALINK™やその他の汚染源の試験的な使用により大気汚染物質を回収した後、炭素を多く含む汚染物質をアートのための道具に再利用します。何百万人もの人々の肺に入っていたかもしれない、あるいは水や土地の流れに混じっていたかもしれない汚染物質が、今ではアートとして美しく休息しています。